受講体験談2016.08.01
後期高齢者の受講生
こんにちは。卒業生の藤村紀明です。
75歳の後期高齢者です。
時間の余裕と思考能力があるうちに、何か新しいことを勉強したいと考え、インターネット・アカデミーに入学しました。インターネット・アカデミー新宿校は私が半世紀以上前に卒業した都立新宿高校の前で、ここで新たに勉強をすることに、感慨深いものがありました。

インターネット・アカデミーに入学してからまず感じたのは、先生、生徒さんを含めてみなさん若い人ばかりで、私のような"老一点"がやっていけるかと思いました。しかし若い先生方から親切に教えていただき、世代ギャップも感じない快適な1年間を過ごすことができました。若い方々から大いに元気をいただきました。
私は数十年前から素人のホームページを作っていましたが、最近は高校の同級生と行く山歩きの会のホームページを作っています。このページは素人のサイトであり、内容、技術も稚拙なものです。何とかよりレベルの高いものを作ろうと思い入学した次第です。
入学してから最初は漠然と授業を受けていましたが、HTML、CSSやPhotoshop等を学ぶにしたがって、"こんなこともできるのか!"と感激することも多々ありました。ただし実習でいざ使うとなると、全く分かっていないことが判明。インストラクターの方に細部のことを質問すると同時に、基本的な学習方法を何回かお聞きしました。
まわりの若い人を見ていると、キーボードを打つ速度が兎に角早い。加齢による指の運動能力の衰えのせいかと思い質問しましたが、そうではないとのこと。またある方から、"頭で考えて打っているようではだめだ。頭で考えないで指が自動的に動くくらいに習熟しなければだめだ"と言われました。
今は、"教科書通りの学習ではなく、とにかく制作してみることを実践しています。制作をしながら具体的な新しい機能、文法とかノウハウを習得し習熟すること"をモットーにしています。
老化防止のためにも楽しく学んで制作をしたいと思っています。

インターネット・アカデミー卒業生
藤村紀明さん
日系情報機器メーカーの技術開発、ビジネス開拓、組織管理に従事し、35年間勤め退職。退職後8年間米国シリコンバレーに在住、コンサルティング、技術調査を行う。在職中から趣味で個人的なWebサイトを立ち上げる。今後は個人事業として小規模なWebサイトの制作をすることを希望。