イベントレポート2014.02.27
HTML5で変わるWeb制作の現場セミナー2/27開催

今年、W3Cより正式勧告される「HTML5」。HTML5は、Web制作技術の枠にとどまらず、家電製品や家などのさまざまなモノがWebを介して繋がるための中核として大きな進化を遂げています。マイクロソフトやグーグル、アップルなどの大手IT企業をはじめ、大手家電メーカーや自動車メーカーもこれを推進しており、いま最も注目を集めている技術のひとつです。
今回のBOHRミーティングは「HTML5」をテーマに2部構成で開催します。
前半のセッションでは、日本マイクロソフト株式会社の春日井様をゲストにお招きし、マイクロソフトの最新ブラウザーであるIE11やWindows 8.1がサポートしているHTML5の機能についてお話いただきます。後半のセッションではHTML5と連動して動く製品の事例を元に、今後Webがどのように変わっていくのかをインターネット・アカデミーの講師が紹介します。
現在、Web制作の現場で使用できるHTML5の機能から、HTML5の登場により変化するWeb業界の未来予測まで、Web制作に携わる人なら知っておきたい内容です。
今回のBOHRミーティングは受講生・卒業生のご友人の方もご参加いただけますので、ぜひお誘い合わせのうえご参加ください。
HTML5とIE11とWindows8.1

2011年に米国・ラスベガスで開催されたMIX 11というカンファレンスでマイクロソフトは「HTML5 : Native to Windows」という言葉を使いました。それから2年後、昨年10月にリリースされたWindows 8では、この言葉の通りWindows 8のネイティブアプリをHTML5とCSS3、JavaScriptで開発できるフレームワークを実装しました。
一方でIE9、IE10、そして、IE11とマイクロソフトのブラウザは着実にHTML5への対応を進めており、IE11ではWebGL、MPEG-DASH、Encrypted Media Extensions (EME)などに対応しました。
このセッションではIE11で新たにサポートされるHTML5、Windows 8.1のアプリとHTML5との関係、そして、現在のマイクロソフトのHTML5との向き合い方についてご紹介します。
日本マイクロソフト株式会社 春日井 良隆 氏

2007 年にMS初のデザインツールと銘打ったExpressionのプロダクトマネージャーとして、マイクロソフトに入社。その後、Silverlightのプロダクトマネージャーを兼務し、両製品のマーケティングを統括する。2009年にエバンジェリスト部門に異動。ユーザーエクスペリエンス (UX) とHTML5、Internet Explorer、Windowsを担当。
日本マイクロソフト株式会社実例で見るInternet of Things

最近「Internet of Things」という言葉が注目されています。HTML5の登場によってテレビや電子書籍、家電製品、自動車、そして家など、さまざまなモノがWebとつながることで、Webの可能性は大きな広がりを見せています。
現在、88の機器においてWebと連動させるための環境が整っており、HTML5を介してモノとWebをつなぐ製品実験がすでに行われています。このセッションでは、そのような製品の実例を紹介しながら、今後、Web技術がどのように使われていくのか、その可能性についてお話をします。
インターネット・アカデミー講師 岡野隼

インターネット・アカデミーの「W3C公式HTML5講座」担当講師。「ボルテージ」「ネクスト」「サークルK」他の企業研修も担当しており、PHPや、Javascriptなどを使用した企業ニーズの高いWebページ制作を得意とする。「HTML5プロフェッショナル認定資格 レベル1」取得。
イベント概要
講師 | 日本マイクロソフト株式会社 春日井良隆様 インターネット・アカデミー 岡野隼 |
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日程 | 2014.02.27(木) 19:00~21:00 (開場18:45) |
場所 | インターネット・アカデミー渋谷校 |
料金 | 無料 |
定員 | 36名 ※申し込みは先着順です。定員に達した時点で締め切りますのでお早めにお申し込み下さい。 |
対象 | インターネット・アカデミーの受講生または卒業生 |
応募方法 | 各校スクールデスクまたはお電話にて。 新宿校:03-3341-3781 渋谷校:03-5459-6039 |