イベントレポート2014.03.04
スマートハウスの中核技術を実演「HEMSセミナー」3/4開催
インターネット・アカデミーの卒業生をはじめとしたWeb業界の最先端で活躍するクリエイターやインストラクターが、Webの最新情報の提供やトークイベントなどを行うBOHRミーティング。
今回のBOHRミーティングは「Home Energy Management System (以下HEMS、ヘムスと呼称)」をテーマに2部構成で開催します。HEMSとは、IT・Web技術により家庭内のエネルギー消費が最適に制御された住宅「スマートハウス」を実現するために必要なシステムです。
第一部は(株)ソニーコンピュータサイエンス研究所の大和田茂様をお招きし、スマートハウスや家電連携のための公開実験用アプリ「Kadecot」など、開発されたコンテンツをご紹介いただきます。また第二部では、インターネット・アカデミーの講師が、「そもそもHEMSとは何か?」という基本的な部分をはじめ、HEMSの中心となる通信規格であるECHONET Liteなどを実演を通じて解説いたします。
これからの社会を大きく変える最先端技術に触れるチャンスです。ぜひご参加ください。
Webで家電がつながる
現在、大手ハウスメーカーや家電メーカーが主導となり、家電や電力メーター、太陽光発電装置などをインターネットにつないでコントロールし、各家庭の電力消費を最適化することで省エネを実現する、スマートハウス構想が進められています。
前半のセッションでは、スマートハウスや家電連携のための公開実験用アプリ「Kadecot」をはじめとする最新のHEMS関連技術をご紹介いただいた後、各種家電の連携によって生み出されるスマート化社会の未来についてお話いただきます。
株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所
大和田茂様
アソシエイト・リサーチャー。情報理工学博士。東京大学 大学院 情報理工学系研究科修了。家電ネットワークに関心があり、「Kadecot」や「萌家電」を開発。ハッカソンなど家電開発コミュニティの育成も積極的に行っている。
HEMSを知る
家電をコントロールするとき使うリモコンには、通常、赤外線やBlueToothなどの通信規格が使われています。しかし最近では遠距離からコントロールするだけでなく、双方向通信を可能にする通信規格「ECHONET Lite」が注目されています。
この新規格により、各家電がインターネット上でつながり、一元管理できるようになります。すでにエアコン、給湯器など各種家電が続々とECHONET Liteに対応しています。
このセッションではKadecotを使って、スマート化環境を想定した簡単なデモンストレーションを行い、HEMSの解説をいたします。またECHONET Lite対応機器を増やすために認証支援を行っている神奈川工科大学HEMS認証支援センターの活動についても紹介します。
イベント概要
講師 | 株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所 大和田茂様 インターネット・アカデミー 石本和大 |
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日程 | 2014.03.04(火) 19:00~21:00 (開場18:50) |
場所 | インターネット・アカデミー渋谷校 |
料金 | 無料 |
定員 | 28名 ※申し込みは先着順です。定員に達した時点で締め切りますのでお早めにお申し込み下さい。 |
対象 | インターネット・アカデミーの受講生または卒業生 |
応募方法 | 各校スクールデスクまたはお電話にて。 新宿校:03-3341-3781 渋谷校:03-5459-6039 |