コラム2018.03.30
インドと日本、文化の違いを活かしあう

プログラミングから広がる、世界とのつながり

こんにちは。インド工科大学でコンピュータサイエンスを学んでいるカーティクです。インターネット・アカデミーでインターンに参加し、Javaなどを用いたシステム構築を行いました。今回は、これからのIT分野の可能性と、インターンに参加して気づいたインドと日本での仕事スタイルの違いについてお伝えしたいと思います。

IT分野は、現在インドだけでなく世界中でブームとなっています。多くの人が情報テクノロジーを学びたいと思っており、その中でもメジャーな分野はプログラミングとウェブ開発です。プログラミングを勉強することは、その分野の技術スキルを高めるだけでなく、論理的思考力を高めることにもつながります。そして今、世界中で多くの企業がコンピュータープログラマーやウェブ開発者を求めています。つまり確実に仕事を得る機会があるということです。また、オフィスワークを望まなかった場合でも、IT業界ではフリーランサーとして働くこともできます。実際に、IT業界は世界において最もフリーランサーを起用している業界です。そして、もしあなたがプログラミング技術を習得していて、起業をしようと思っているなら、他の人よりとても優位になると思います。

人々は様々な手段でプログラミングを学んでいます。インドでプログラミングの知識を得る最も一般的な方法は、オンライン指導とWebサイトを利用したものです。しかし、日本でのインターンを通して、インターネット・アカデミーのようなスクールで体系化されたコースを利用し学ぶことは、私の国の一般的な学習方法よりも、より良い方法であると思いました。なぜなら、綿密に学習すべき内容が体系化されているだけでなく、リアルタイムに質問に答えてくれるインストラクターがいつもそこにいるからです。

そして、あなたが身につけたプログラミングやWeb開発のスキルは、チームでプロジェクトに取り組むときに真に発揮されます。私は日本とインド、両方の文化の中で就業経験をすることができ、とてもラッキーでしたし、チームでプログラミングやプロジェクトを進める際に、インドと日本の違いを知ることができました。日本では、仕事全体が非常によくマネージメントされており、個々の役割と仕事内容が割り当てられ、きちんと指定されています。それに比べると、インドでは曖昧なところがあり、その人の進捗によって個々の役割が絶え間なく変化します。

また、チームで働くときには、メンバー間の活発なコミュニケーションがとても重要です。インドの人々のコミュニケーションはとても動的で、日本の人々と比較すると優れていると感じています。その主な理由は、先ほどお伝えしたチームでプロジェクトを行う時の仕事内容の割り振りなどの文化の違いにあると思います。どちらの仕事スタイルにも長所と短所があり、またその一方で、個々人の経験も大きいプロジェクトをこなす際にとても重要です。つまり、両国の人が一緒に仕事を行うときは、それぞれの良さを活かすことでチームの仕事力の向上につながります。その中でお互いさらに高めあえれば良いと思います。

プログラミングやプロジェクト進行における文化の違いがあるからこそ、お互いから学び、お互いの国のIT業界を発展させていきたいですね。

The IT Sector is currently at its boom not only in India but all over the world. Everyone wants to learn information technology and the major part involved in that is to learn programming and Web development. Learning programming enhances our logical and thinking ability and in today's world, almost every company needs a computer programmer or a Web developer to have a higher chance of securing a job. Even if you don't want an office job, working as a freelancer is one of the option in the IT industry and it is also known as the top employing industry for freelancers all over the world. In addition, I feel if you have programming skills, it gives an edge over others if you want to start your own company.

People learn programming through different means. In India, the most common way of acquiring knowledge in programming is through online tutorials and websites. But after working in Japan, I realized learning programming through a structured course at a school like Internet Academy is a better way of learning programming since the courses are very well structured and have instructors who can answer your queries in real-time.

Skills in programming or Web development skills are put to use when you work on a project in a team and I was lucky that I had a chance to explore the work culture both in India and Japan. I noticed the difference when working in a team on a programming project in both countries. In Japan, the work is very well managed and structured. The role and individual work is properly designated and assigned whereas in India I feel it is somewhat loose and it continuously changes as you go through the process however, working model in both countries have their own advantages and disadvantages.

When you work in a team, the dynamic between the members are very important and my dynamic with people in India was better as compared to those in Japan. The main reason that I think of this is the different culture we belong to which could have been improved if we have worked more with each other. Work experience matters a lot in a big project and it helps in improving the work dynamic.

Although there are many differences in programming through each culture, I hope we learn from each other and improve the IT industry in both countries.

執筆者プロフィール
執筆者

インド工科大学
Kartik Singhalさん

インド工科大学でコンピュータサイエンスを学んでいる。インターネット・アカデミーのインターンに参加。プロジェクトでは全体のシステム設計やプログラミングに携わる。

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